キャッシングQ&A

Q
息子が勝手に私の印鑑を持ち出して、私を借金の「連帯保証人」にしてしまいました。息子は無職で借金を返済することはできない状態です。私も年金生活者で生活は楽ではないのですが、連帯保証人である私が払わなければならないのでしょうか?

A
「連帯保証人」の契約は無効です。あなたに支払いの義務はありません。
息子さんが、借金をする際に、勝手にあなたの印鑑を持ち出して、契約書の保証人欄にあなたの氏名を記入し、押印したとしても、保証人としての責任を負うことなく、契約は無効です。同意の上かどうかを、きちんと業者が確認をすべきだったのです。また、子どもが未成年の場合、両親の同意がない子どもの借金の契約は、取り消すことができます。今後、支払い義務がないにも関わらず、業者などからしつこく取り立てがくるようであれば、刑事告訴や行政処分の申し立ても考えられるでしょう。

Q
夫がローン会社、数社から計300万円程度を借りているようで、銀行から融資をしてもらおうと依頼したのですが、断られました。どのような理由でダメになったのか、教えてもらえません。夫を疑うわけではないのですが、調べる方法はないのでしょうか?教えて下さい。


A
「個人信用情報機関」に問い合わせることは可能です。
一般的に、金融機関の審査は、「信用照会の記録」と「社会的属性」から判断されるようです。信用照会の記録とは、全国信用情報センター連合会などの「個人信用情報機関」の延滞・未払などの事故情報や、現在の借り入れ件数や借り入れ金額など過去の借金に関する情報。社会的属性とは、性別・年齢以外に、保険種別、他社からの借入れ状況、電話区分、勤務先規模、勤続年数、雇用形態、居住年数、居住形態、年収、家族構成、主要クレジットカード、所有銀行口座など、申込者を取り巻く社会環境に関する情報です。これらの審査基準を踏まえて、おまとめローンなどの審査を通り易くするような工夫も考えられています。しかし、重要視する項目などは会社によって異なり、なぜ、その銀行から断られた理由は分かりません。ただ、少なくとも、どのような個人信用情報が登録されているか、各個人信用情報機関に問い合わせることはできますので、その情報に誤りがあった場合は訂正・削除することは可能です。

Q
数年前に家を購入し、現在は4社から約400万円の借入があります。先日、ある銀行で借り換えを申し込みましたが、良い返事が返ってきませんでした。良い返済方法は無いでしょうか?


A
借り換えに利用できる大口融資や不動産担保融資なども検討しては
銀行の借換えローンは審査を通らなかったとのことですが、金融機関によって審査の基準は異なるので、すべての銀行で借り替えが無理とは限りません。他の銀行の借り替えローンや、借り換えに利用できる消費者金融各社の大口ローン等も選択肢に加えて、検討してみてはどうでしょうか。
また、マイホームをお持ちなので不動産担保ローンの利用も考えられます。不動産担保ローンは、不動産を担保にその価値に応じた借り入れができ、担保がある分、カードローンなどより金利は低めになっており、住宅ローン返済中でも借り入れ可能な商品もあります。ただし、返済不能になった場合は、マイホームを失うこともありえるので、慎重に利用するべきですが・・・。
借換えできたとしても、現在のローンに比べて低金利でなければ、支払負担は軽くなりません。ローン商品の検討は慎重に行ってください。

Q
友達が私のローンの連帯保証人になってくれました。友達は、私が借りた金額を同じように借りたことになるのでしょうか?

A
連帯保証人は、借主と同じ立場で請求を受けることになります
保証人には、単なる「保証人」と「連帯保証人」があります。貸主が返済を求めてきた場合、「保証人」であれば「まず本人に請求してほしい」「まず本人の財産から取り立ててほしい」など言う権利があります。でも、「連帯保証人」にはこれらの権利はなく、請求を受けたら本人に代わって返済しなくてはなりません。連帯保証人であるお友達は、あなたと同様に重い返済の責任を負っているわけです。きちんと返済して、お友達に負担をかけることのないようにしましょう。

HOME